人生の夢はあるか
この前職場の同僚が、いつか叶えたい夢の話をしていた。
ある同僚は「競走馬のオーナー」になること、だそう。
そんな話を聞いていて、やりたいことがあるって素晴らしいなとしみじみ感じた。
一方、自分はどうだろう。
自分の中でやりたいことや将来の夢、ささいなことでも何か一つでもすぐに思いつくものがあるか、と尋ねられても即答できそうにない。
変わりのない日常
毎日変わり映えのない日々。
朝、出勤をし、夕方の終業時間まで、その日の業務をこなしたら帰宅して晩ごはんの準備、家事をして、就寝。そして翌日も同じことの繰り返し。
全く同じ日というのはないけれども、ほぼ変わらない毎日。
行く場所も過ごす人も同じ。
大学卒業してから社会人になって約20年弱。
年齢を重ねるごとに新しいことを始めることに億劫になってくる。
それでも、このままの延長線上の人生を生きることはイヤだと思う気持ちがあるのも事実。
明確な「夢」や「やりたいこと」はないけれど、違った世界をみてみたいという漠然とした思いが芽生えている。
環境を変えてみる
そういう思いをなんとなく感じ始めたのは、35歳ごろから。
40歳という年齢を目の前にして、急に焦りがでてきてた。
「40歳」ーなぜか自分にとってはその年齢がタイムリミットな気がしていた。
その年齢が近づくにつれ、なぜかバタバタともがき、最終的には「退職」という手段で、強制的に環境を変えてみた。
結果として、その決断によって自分にとって非常に苦しい期間を過ごすことになる。
一種の逃げや諦めともいえるような形の退職は良い未来には続かないのだと思う。
その後約1年、いままでの人生で最もどん底の期間だったと思う。
でも、今振り返ると、その経験のおかげで今がある。
きっとその経験がなければ、あの時退職をしていなければ
このように私がブログを書くということもなかったと思う。
今はまだ何も持っていない、何が特別なことができるわけでもないけれど、
おかげで、知らない世界、「会社に頼らず個人で稼ぐ」という世界を知ることができた。
今の私は、まだその世界を外側から眺めているだけに過ぎない。
でも、いつか自分の力でお金を稼ぐ力を身につけたい、
40歳過ぎにして、今更ながら行動してみようと思っている。
それが今の私にとっての、目標なのかもしれない。
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